室内育成の観葉植物向け|自作の無機用土と配合比率まとめ

2026/06/02

ゼオライト 園芸グッズ 軽石 鹿沼土 赤玉土 無機用土

概要

この記事では、私が自分で配合している無機用土について記載しています。
室内環境に向いた無機用土を、素人ながらもたどり着いた結論です。
過去に試した配合も記載しますので、ご参考になればと思います。

自作の無機用土

さて結論から言いますと、無機用土として
赤玉土(小粒):3、鹿沼土(小粒):3、軽石(小粒):3、ゼオライト:1
の比率で配合し作成しています。

ちなみに、微塵を取り除く際にふるいにかけるのですが、この3:3:3:1の比率を出すため、
ふるいで3杯、1杯を計測してかき混ぜています。

なお、この配合の狙いは以下の4点となります。

①室内育成向けなので虫や臭いの原因になる有機用土を回避したい点
②室内育成向けなので、土内の水分の蒸散が起こりにくいため、排水性を高くする点
③鹿沼土(酸性強め)と、ゼオライト(弱アルカリ性)で、植物の好む弱酸性とする点
④全体的に保肥力が弱めなところを、高い陽イオン交換容量をもつゼオライトで補強する点

場合によっては、
水分を好む植物には、保水力を高めるために赤玉土(小粒)、鉢が大きいときは赤玉土(中粒)、
乾燥を好む植物には、排水性を高めるために軽石(小粒)、鉢が大きいときは軽石(中粒)を、
それぞれ2割ほど追加し調整をしています。

・近所のホームセンターなどで購入したそれぞれの用土


・ふるいにかけて微塵を取り除いたあと


・なるべく偏りがないようにかき混ぜ


また作成した用土は、当初は空いた用土の入っていた袋を再利用して入れていましたが、
最近では100均で購入のお米ストッカーに入れています。
下記の写真のような製品で、このまま鉢に注げるのが楽で良いです。

・こちらはWatts(ワッツ)で200円で購入のお米ストッカーがちょうどいい。


過去に試したパターン

この配合比率にたどり着くまで、素人ながらも試行錯誤を重ねました。
いずれも観葉植物には良くない組み合わせというよりも、
私の環境にあっていない、育てている植物に向いていない、やり方が良くなかった、
ということだったと考えますので、あくまでご参考までという点を、ご留意いただければと思います。

【パターン1】赤玉土(小粒+中粒):4、鹿沼土(小粒):2.5、軽石(小粒):2.5、パーライト:1
フィカスメラニーの育成日記にも登場したこのパターン。
保水力を確保したい場合はこれで良いと思いますが、状況がよくなかったです。
少ない根の割に大きな鉢、これに保水力を確保した用土にすると水が排出されきれず、
私の環境では根腐れ気味になったのだと思います。


【パターン2】赤玉土(小粒):3、鹿沼土(小粒):3、軽石(小粒):3、パーライト:1
植物にとっては割と良く、育成上も問題なかったです。
現状もソテツの育成日記には書けていませんが、今のソテツは、赤玉土、鹿沼土、軽石を
小粒、中粒を混ぜた配合で育っており、順調に育っています。

ただ、パーライトが私にとっては厄介でして、乾燥してくると風で舞ってしまい、
お部屋の床にパーライトがパラパラと散ってしまうこともありました。
鉢が軽くなるのはいいことなんですけどね。
ソテツも次回からはパーライトを使うのをやめて、ゼオライトにする予定です。


【パターン3】赤玉土(小粒):3、鹿沼土(小粒):3、軽石(小粒):3、消石灰(粉):1
鹿沼土の強酸性に対し、消石灰のアルカリ性で調整し、弱酸性の土を作ろうとした試みです。
おそらくは正しく混ぜ込みが出来ていれば問題はなかったんでしょうけど、
私が配合した際に、おそらくダマになっている部分があったのかと思いますが、
土の中で一塊の層になってしまい、根の育成を阻害してしまうことがありました。

結果、私の環境ではテーブルヤシは枯れ、シェフレラやピレアディプレッサも成長が
遅くなってしまいました。そういえば、ペペロミアとサンセベリアは特に問題がなかったように
思えます。土の表層からは全く気付かず、なんでテーブルヤシが枯れたんだろうと土を掘り返して
ようやく気付きまして、慌てて同時期に植え替えた植物たちの土を入れ替えました。
※あくまで、個人の失敗談であって全ての環境でそうなるわけではないとして、ご留意ください。


【パターン4】赤玉土(小粒):3、鹿沼土(小粒):3、軽石(小粒):3、苦土石灰(粒):1
消石灰では粉で失敗したので、次は粒タイプ、さらに植物育成するうえで
カルシウム(根の細胞を丈夫にする)とマグネシウム(葉緑素を作る)を含んでいるので、
さらに効果的な苦土石灰をと考えての配合です。

正直なところ、この組み合わせは植物にとっては特にデメリットがなく、長所を活かせていた
と考えています。この配合での期間も長く、去年の秋頃までは主流でした。

ではなぜゼオライトに変えたのかというと、育て方の方針として活力剤を与えるので、
意図しない栄養素を与えるものを混ぜ込みたくなくなった点と、
植え替え時に鉢の底の方に灰色の苦土石灰がこびり付いているのが、少し気になった点です。



終わりに

試行錯誤しながらも、この配合比率にたどり着きましたが、今後も考えを変えたり、
新たな情報などがあればチャレンジして、今とは違う比率に変えるかもしれません。

ただ、今のところは自分の育成環境下にあっているので、もし近い育成環境の方が
いらっしゃいましたら、ご参考にされてはいかがでしょうか。